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日本の刑事裁判官

女性裁判官不在の裁判所 ・ その4


                  ◆◆ 各方面にお尋ねいたします 2 ◆◆

女性裁判官のみなさまへ

私の調べでは2013年以降、福島地方裁判所において女性裁判官の姿が見えなくなっています。
なぜ、女性裁判官は同地裁で勤務しなくなったのでしょうか。

福島県ホームページによると、人口約188万人のうち、女性は約95万人となっています。
約95万人の同性が県内で地に足をつけて生活しているというのに、国家公務員の女性裁判官は同県内にゼロです。
私の勝手な推測では 「福島県で働き、居住し、生活することにリスクがある」 と捉えているから、もしくは思考停止に陥り、頭から敬遠しているためとみます。
いかがでしょうか。

もし前者だとすると、何を根拠にそう判断するに至ったのでしょうか。
一般人が見ることのできない極秘資料などを手にした結果、そうした結論に至ったのでしょうか。

「あたしたちは福島では働かない」 という意思を女性裁判官全体で共有しているのでしょうか。
「福島県で働く気はないけど、それ以外ならオッケーよ」 という具合に、女性陣営は勤務地について意思統一されているのでしょうか。

人間の男よりはるかに強い女性裁判官は事実上、福島地裁で勤務することを拒否していると理解してよろしいですか。
でも、目に見えない何かを恐れている女性裁判官は事実上、勤務地のえり好みを許されていると理解してよろしいですか。

国家公務員が働く場所を自らより分けて、「福島県の方々だけにはご奉仕いたしません」 と宣言しているように見えます。
これはもう、女性裁判官が特権階級に属していることの証明ではありませんか。

先ごろまで福島家裁所長を務められた方(退官)が裁判所ホームページ内、 “所長の紹介” のページで以下のように挨拶をされていた。

~~東北地方の勤務は今回が初めてです。もっとも,長女が,福島市で社会人としての第一歩を踏み出し,同市で東日本大震災や原発事故にも遭遇した関係で,同女から,福島について,その自然のすばらしさ,人情の豊かさ,原発事故の深刻さ,復興に向けての懸命の努力などを聞き及んでおり,それ以来,福島に愛着を感じるとともに,連帯感に近い感情を抱いておりました。今回,ご縁をいただき,私自身が福島に勤務する機会を得ることができて,とても嬉しく思っております。~~」(執筆は2015年後半)

裁判官人生の最終盤で人事面による嫌がらせを受けた定年間際の方が求めて福島赴任に積極的な姿勢を示された。
怒りや落胆の気持ちを伏せて、 ♡福島♡ で切り返す。
組織からの押し切りに対し、見事なうっちゃりが決まった。

女性裁判官のみなさんはなにも感じないのですか。

女性裁判官不在の裁判所 ・ その3


                  ◆◆ 各方面にお尋ねいたします 1 ◆◆

福島県民の方へ

皆様方は福島地方裁判所から女性裁判官が消えてしまっていることをご存知でないのでしょうか。

福島地方裁判所の裁判官男女構成比が100:0になっていることについてはどうでしょうか。

福島の地元メディアは福島地方裁判所の裁判官男女比の問題を一切取り上げていないのでしょうか。

福島地裁常連?傍聴人さんへ

壇上にもう何年間も女性裁判官いないよね?

きれいな女性裁判官を見たいなぁなんて思ったことないですか。

福島県の弁護士さんへ

福島地裁に女性裁判官はいらっしゃいませんよね?

もう何年間も法廷で見ませんよね?

それについて問題提起するお考えはございませんか。

あるいはその問題についてすでにご意見を表明されているのでしょうか。

福島地裁で働く女性書記官へ

福島地裁にもう何年間も同性の裁判官がいらっしゃいませんよね?

これについてどういうお考えをお持ちでしょうか。

「不公平だなぁ」 などとお感じになったことはないのでしょうか。

最高裁判所事務総局へ

福島地裁に女性裁判官ゼロが続いています。

最高裁判所事務総局が女性裁判官を説得できない状態が続いていると解してよろしいですか。

女性裁判官に対して甘すぎませんか。

女性裁判官が不在の福島地裁で働く男性裁判官には、後日、 ごほうびがございますか。

男性裁判官のなかにも、福島勤務を巧みに回避している御仁がいらっしゃるのではありませんか。

女性裁判官不在の裁判所 ・ その2


★ 国内でただ1か所、女性裁判官が赴任しなくなった地方裁判所があるようだ。
前ページでまとめたその裁判所の近年の女性裁判官在籍&異動状況に続き、今回は検察庁の女性検事の異動状況を調べて  みた。

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2009年春(県内女性検事トータル4名か)

青木朝子検事…2年目突入→翌2010春●●勤務終了(計2年間●●勤務)
丸山嘉代検事…2年目突入
中川景子検事…●●1年目
奥野亮世検事…●●1年目

2010年春(県内女性検事トータル3名か)

丸山検事…3年目突入→同2010夏勤務終了(計2年4月●●勤務)
中川検事…2年目突入→翌2011春勤務終了(計2年間●●勤務)
奥野検事…2年目突入→翌2011春勤務終了(計2年間●●勤務)
新入り女性検事ゼロみたいですよ

2011年3月…大地震

2011年春(県内女性検事トータル1名か)

山﨑未生検事…●●1年目

2012年春(県内女性検事トータル2名か)

山﨑検事…2年目突入→翌2013春勤務終了(計2年間●●勤務)
村上綾子検事…●●1年目

2013年春(県内女性検事トータル4名か)

村上検事…2年目突入→翌2014春勤務終了(計2年間●●勤務)
福岡文恵検事…●●1年目→翌2014春勤務終了(計1年間●●勤務)
小林佐和子検事…●●1年目
渡邊ゆり検事…●●1年目

2014年春(県内女性検事トータル3名か)

小林検事…2年目突入→翌2015春勤務終了(計2年間●●勤務)
渡邊検事…2年目突入
吉武恵美子検事…●●1年目

2015年春(県内女性検事トータル5、6名か)

渡邊検事…3年目突入→翌2016春勤務終了(計3年間●●勤務)
吉武検事…2年目突入→翌2016春勤務終了(計2年間●●勤務)
大橋玲子検事…●●1年目→翌2016春勤務終了(計1年間●●勤務)
宮尾友里恵検事…●●1年目
白石久美検事…●●1年目
久米智苗検事(性別不明)…●●1年目

2016年春(県内女性検事トータル2、3名か)

宮尾検事…2年目突入→翌2017春勤務終了(計2年間●●勤務)
白石検事…2年目突入→翌2017春勤務終了(計2年間●●勤務)
久米検事(性別不明)…2年目突入→翌2017春勤務終了(計2年間●●勤務)
新入り女性検事ゼロみたいですよ

2017年春(県内女性検事トータル2名か)

佐藤かよ検事…●●1年目
佐藤真央検事…●●1年目

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というわけで、2011~12年にかけては新入り女性検事も在籍者も少ないようだが、13年以降は通例どおり女性を●●に送り込み、裁判所とは全く異なる対応をみせている。

バーの内側の住人3番手として、弁護士についても一応確認しておいた。
●●県弁護士会ホームページを開くと、男性に比べると少数派だが、女性弁護士は同県内で確実にお仕事をされているとわかる。
ただ、大地震を挟んでその前後の増減についてはわからない。

その3に続く。

女性裁判官不在の裁判所 ・ その1


★ 国内でただ1か所、女性裁判官が赴任しなくなった地方裁判所があるようだ。

  以下、その裁判所の近年の女性裁判官在籍&異動状況まとめ。

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2010年春(このころはノーマルだったね)

堀部麻記子裁判官…●●勤務3年目突入→翌2011春終了(計3年間●●でワーク)
明日利佳裁判官…●●勤務3年目突入→翌2011春終了(計3年間●●でワーク)
小西安世裁判官…●●勤務3年目突入→翌2011春終了(計3年間●●でワーク)
安福幸江裁判官…●●勤務2年目突入
齋藤紀子裁判官…●●勤務2年目突入
目代真理裁判官…●●勤務1年目
藤永かおる裁判官…●●勤務1年目
白井恵梨裁判官…●●勤務1年目
今村あゆみ裁判官…●●勤務1年目

2011年3月…大地震

2011年春(まだノーマル)

安福裁判官…3年目突入→翌2012春終了(計3年間●●でワーク)
齋藤裁判官…3年目突入→翌2012春終了(計3年間●●でワーク)
目代裁判官…2年目突入→翌2012春終了(計2年間●●でワーク)
藤永裁判官…2年目突入→翌2012春終了(計2年間●●でワーク)
白井裁判官…2年目突入
今村裁判官…2年目突入
新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2012年春(減少傾向へ)

白井裁判官…3年目突入→翌2013春終了(計3年間●●でワーク)
今村裁判官…3年目突入→翌2013春終了(計3年間●●でワーク)
新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2013年春(野郎ばかり)

新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2014年春(野郎ばかり)

新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2015年春(野郎ばかり)

新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2016年春(野郎ばかり)

新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

2017年春(野郎ばかり)

新入り女性裁判官ゼロみたいですよ

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この勤務状況がいかに奇妙か、●●周辺の裁判所に目を転じてみるとはっきりする。
●●に隣接する6県はどうなんだと。

2011年春以降、宮城県の仙台地裁、山形県の山形地裁、新潟県の新潟地裁、群馬県の前橋地裁、栃木県の宇都宮地裁、茨城県の水戸地裁に所属する女性裁判官についてチェックしてみた。
すると女性裁判官は少なくとも1名以上、各地裁に在籍していた。
おひとりもいないなんてことはどこの裁判所でもどの年度においてもなかった。

●●県ホームページによると、2017年6月1日の時点で県人口は1,885,709人と推定されている。
同時点における似かよった人口を有する県とも比較しておこう。

西日本に位置する岡山県は県ホームページによると人口1,909,814人と推計される。
それでは岡山地裁管内の女性裁判官数はどうなっているのか。
性別が判然としないお名前の方まで含めると、8人前後の女性裁判官が裁判所ホームページから見つけられる。
人口約188万人住んでいるところに女性裁判官ゼロのあの県。
人口約190万人住んでいるところに女性裁判官8名前後の岡山県。

もうひとつサンプルを掲げる。
中部地方の三重県人口は県ホームページによると1,800,043人と推計されている。
同様に津地裁管内の女性裁判官名をピックアップすると少なくとも9名引っかかる。
人口約188万人住んでいるところに女性裁判官ゼロのあの県。
人口約180万人住んでいるところに女性裁判官少なくとも9名在籍する三重県。

やっぱりおかしいって。

次に裁判所よりも上部機関?の検察庁の動きをまとめておきたい。

その2へ続く。

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Author:¡No somos Abe ni Suga ni Kishida!

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