幅田勝行裁判官≪44期≫
●1審一部無罪 【23/9】 ★強姦は無罪




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【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
○ 「2通の起訴状、~~と書かれていたわけですが、そのとおり間違いないのか、間違っているところがあるのか、どうですか」(10/3)
○ 「(追起訴審理で)いま、検察官に読んでもらったこの事実。間違いないのか、違っているところがあるのか、どうですか」(11/7)
【最終意見陳述を促す文言】
○ 「いま、検察官、弁護人それぞれの立場で意見が述べられました。これで審理を終わることになりますが、最後に被告人自身から言っておきたいことがあれば、言っておいてください」(10/3)
○ 「これで審理を終わりますが、最後に自分自身で言っておきたいことがあれば言ってください」(13/1)
【控訴期間の告知】
「14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁&大阪地裁&高松地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
○ 信用したい(従来)。
○ ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決と無縁の裁判官は信用しない(21/7)。
【裁判員制度でこの裁判官と同席したいか】
ぜひ、お願いいたします(従来)。
【もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……】
ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決と無縁の裁判官には裁かれたくない(21/7)。
【その他】
○ およそ7年ぶりにお姿拝見。
霞が関勤務時は、もっとふっくらしたほおの持ち主だったような気がするんだけど……(10/3 at 大阪)。
○ 審理中、冗長な展開ゆえにウトウトしかけたとき、左手指先で机上の書類をめくる動作を繰り返し、眠気を振り払っていた(11/7 at 高松)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2020年11月現在、東京高裁刑事5部で No.2 のポジションに配置されている。
近年は首都圏現場担当刑事裁判官。
かつては高松で刑事部トップを務めたこともあったが、関東に戻ると勢いは止まってしまった。残念に思う(20/11)。
○ 2021年7月現在、横浜地裁川崎支部刑事部でトップ or No.2 のポジションに配置されている。
近年は首都圏現場担当刑事裁判官。
すっかり萎んでしまった。残念ですね(21/7)。
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(これ以前略)
○ 2007春、大阪地裁第3刑事部 No.2/4 へ。
○ 2010春、高松地裁刑事部トップへ。
○ 2013春、東京高裁刑事部へ。
1、2年目は第8刑事部 No.3/4 へ。
3、4年目は第12刑事部 No.3/4→No.2/4 へ。
○ 2016年7月、千葉地裁松戸支部刑事部トップへ。
○ 2019春、東京高裁第5刑事部 No.3/4→No.2/5 へ。
○ 2021春、横浜地裁川崎支部刑事部トップへ。
2023年9月現在、横浜地裁川崎支部刑事部トップに配置されているが、部の事務を総括する者には指名されていないはずだ。
近年は南関東ローカル路線を担当する現場担当刑事裁判官。
かつては高松で刑事部トップに配置されたこともあったが、関東に戻ると勢いは止まってしまった。
ご本人の意思かも(23/9)。
平塚浩司裁判官≪44期≫
●1審主要パート無罪 【23/2】 ★殺人は無罪、他罪で有罪




●1審主要パート無罪 【22/10】 ★2020年10月、千葉県印西市の防火貯水槽内で男性の遺体が見つかった事件


●1審無罪 【19/12】 ★覚せい剤の営利目的輸入&関税法など?


●1審無罪 【17/3】 ★詐欺



●1審無罪 【15/4】 ★詐欺未遂&偽造有印私文書行使★ at 福岡地裁
●1審無罪 【11/10】 ★恐喝未遂★ at 東京地裁
●1審無罪 【02/3】 ★強姦致傷

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●差し戻し審逆転有罪 【15/4】 ★殺人も有罪へ × 被告人は元暴力団関係者2名★1審・福岡地裁/野島チームの主要パート無罪判決を覆す at 福岡地裁
●再審請求棄却決定 【14/3】 ★飯塚事件 × 元死刑囚遺族の訴え認めず★ at 福岡地裁
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【黙秘権告知中の視線】
(外国人の)被告人に視線を向け(11/5)。
【黙秘権告知中に……】
「そうした(=黙っていた)からといって不利に扱われることはありません」 と明言する。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が朗読した事実に、なにか言っておくことがありますか」(11/5)
【控訴期間の告知】
「14日以内に」
「明日から2週間以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁&福岡地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【その他】
「死刑冤罪─戦後6事件をたどる」 (里見繁著 インパクト出版会) p333 にお名前登場(16/9)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 最高裁はこの裁判官を出世させる。
≪霞が関⇔九州&沖縄≫ の異動から解放されると、司法研修所教官へ。
完全に軌道に乗るや、ほどなくして霞が関へ戻ってきた。
焦点は今後、高裁で陪席を経験後、東京地裁で部総括を張るに至るか、否か(11/5)。
○ 2014年3月現在、福岡地裁で刑事部総括を務めている。
次回異動で霞が関刑事部総括とも予想されるが、≪福岡→東京≫ の直行便なんてこれまで運航されたことがないような???(14/4)
○ 2017年春、首都圏に戻すと思うが、それが東京かどうか。
あるいは大阪もありかな(17/3)。
○ 2019年12月現在、千葉地裁刑事4部のトップを務めている。
首都圏と南方間を異動する ≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
東京地裁刑事部総括判事のポジションは与えられなかったので、その代わりにいずれ福岡高裁宮崎支部へ、と読むがどうなるか(19/12)。
溝国禎久裁判官≪44期≫
●1審無罪 【21/10】 ★準強制わいせつ

→→→
●1審破棄、差し戻し 【22/7】 ★差し戻される by 市川チーム/福岡高裁
●1審無罪 【20/9】 ★占有離脱物横領

→→→
●逆転有罪 【21/3】 ★覆される by 根本チーム/福岡高裁
●1審無罪 【19/7】 ★監護者性交等★ at 福岡地裁
→→→
●1審破棄、差し戻し 【20/3】 ★差し戻される by 鬼沢チーム/福岡高裁
→→→
■被告人の上告棄却 【20/9】 ★ by 第3小法廷林(道)チーム/最高裁★地裁で差し戻し審へ
→→→
●差し戻し審逆転有罪 【21/6】 ★覆される by 柴田チーム/福岡地裁
→→→
●被告人の控訴棄却 【21/10】 ★ by 根本チーム/福岡高裁
→→→
■被告人の上告棄却 【22/1】 ★ by 第1小法廷深山チーム/最高裁
●再審無罪 【19/3】 ★松橋事件



●1審無罪 【17/3】 ★傷害


●祝!再審開始決定 【16/6】 ★熊本・松橋(まつばせ)事件






→→→
■再審開始確定 【18/10】 ★特別抗告棄却決定 by 第2小法廷菅野チーム/最高裁
●1審一部無罪 【16/6】 ★1件のわいせつ誘拐&強姦は無罪★ at 熊本地裁
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【起訴状受領の確認】
した(12/12&21/4)。
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人が黙っているからといって、あるいは質問に答えないからという理由で不利益に扱われることはありません」 と明言する。
【罪状認否の問いかけ文言】
○ 「検察官がいま読んだ起訴状記載の公訴事実、~~(=中身を軽く復唱)、事実についてどこか間違っているところはありますか」(12/12)
○ 「起訴されている事件の内容、~~(=中身を軽く復唱)、事実関係についてどこか間違っているところ、なにか言っておきたいことはありますか」(12/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これでこの事件の審理をすべて終えることにします。最後に被告人自身が言っておきたいことがあれば、述べてください」(12/12)
【控訴期間の告知】
「明日から14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 神戸地裁姫路支部&福岡地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【その他】
堅すぎず、ほどよい加減。柔軟。変なクセなし(12/12)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 今年になって、支部の刑事部総括のポジションを初ゲットした。現場担当刑事裁判官。
最高裁がこの裁判官を出世させる意向にあるかどうか。
それほどでもないんじゃないか(13/4)。
○ 2016年6月現在、刑事担当裁判官として地裁段階でのピークを福岡高裁管内No.5熊本地裁で迎えているのか、あるいは今後、もう1段階ステップアップしてピークに達するのか判断しかねる。
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
今後はほどほどの出世の見込み(16/6)。
○ 2019年7月現在、刑事担当裁判官として地裁段階でのピークを福岡地裁刑事2部で迎えている。
九州エリア現場担当刑事裁判官。
今後の焦点は福岡高裁刑事部の事務を総括する者まで昇格するかどうか(19/7)。
○ 2022年3月9日付で福岡地家裁小倉支部長へ。
いずれどこかの地家裁所長を経て、福岡高裁刑事部の事務を総括する者に指名される(22/4)。
柴田厚司裁判官≪44期≫
●1審無罪 【21/4】 ★公職選挙法の法定外文書頒布と事前運動


●1審一部無罪 【15/10】 ★覚せい剤の営利目的輸入など



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【上告期間の告知】
「明日から14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 広島高裁岡山支部
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【その他】
「冤罪の戦後史」 (菅野良司著 ㈱岩波書店) p116、125、133 にお名前登場。 「名張毒ぶどう酒事件」 第7次再審請求開始決定を取消す決定に左陪席として関与していたとわかる(16/5)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2015年11月現在、奈良地裁で刑事部トップに配置されている。
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
出世させるかさせないか、その方面はあまり期待できない(15/11)。
○
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
出世はほどほどで(20/11)。
○ 2020年春、大阪地裁堺支部第1刑事部トップへ。
奈良地裁>大阪地裁堺支部なのか、堺支部>奈良地裁なのか判然とせず、どちらで刑事裁判官として地裁段階でのピークを迎えたのかわからない。
西日本エリア現場担当刑事裁判官(23/5書き直し)。
○ 2022年9月21日付で広島高裁岡山支部第1部(刑事・民事ともに担当)トップへ。
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
≪高裁支部刑事部裁判長≫ というポストは、各期2・3番手グループからの抜てきが主力を形成することを今回の人事で再確認した。
敗者復活戦の側面もあるか(22/9)。