松本有紀子裁判官≪47期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「さきほど、検察官が読み上げた起訴状記載の公訴事実について、どこか間違っているというところはありますか」(09/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「以上で審理を終わりまして、次回に判決の宣告ということになりますが、最後に言っておきたいことがあれば、言ってください」(09/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 千葉地裁館山支部
………………………………………………………………………………
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2020年12月現在、前橋地裁民事2部 No.2 のポジションに配置されている。
近年は東京高裁管内現場担当民事裁判官(20/12)。
○ 2021年6月現在、水戸地裁土浦支部民事部 No.2 のポジションに配置されている。
近年は東京高裁管内現場担当民事裁判官(21/6)。
門野博裁判官≪22期≫(退官)
■逆転一部無罪 【10/1】 ★ 実刑から猶予へ">出入国管理および難民認定法違反の営利目的集団密航助長は無罪へ

■逆転無罪 【10/1】 ★(東京都)公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反の盗撮

■再審開始決定支持 【08/7】 ★布川事件

■1審無罪支持【07/9】 ★違法捜査>大麻の所持★公務執行妨害も成立しない★令状主義に反する★民事でも都に賠償命令★1審・東京地裁/井下田裁判官の無罪判決を支持 at 東京高裁
■逆転無罪 【07/2】 ★建設業法★1審・名古屋簡裁の有罪判決を覆す at 名古屋高裁
■1審無罪支持 【07/1】 ★業務上過失致死傷


■1審無罪支持 【02/3】 ★殺人

■逆転無罪 【01/5】 ★傷害★1審・札幌地裁の有罪判決を覆す at 札幌高裁
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■逆転有罪 【09/12】 ★特別公務員暴行陵虐 × 被告人は元警察官 × 双方控訴の結果、1審の猶予から実刑へ★1審・宇都宮地裁/井上チームの一部無罪判決を覆す at 東京高裁
■逆転有罪 【08/12】 ★ルーシーさん事件について、1審が認めなかった ≪準強姦未遂、わいせつ目的誘拐、死体損壊、死体遺棄≫ を認定★1審・東京地裁/栃木チームの一部無罪判決を覆す at 東京高裁
■逆転有罪 【07/11】 ★現住建造物等放火★1審・宇都宮地裁/池本チームの無罪判決を覆す at 東京高裁
■逆転有罪 【07/3】 ★業務上過失傷害 × 交通事故★1審・名古屋地裁/鈴木裁判官の無罪判決を覆す at 名古屋高裁
■再審請求棄却 【06/12】 ★名張毒ぶどう酒事件第7次再審請求 × 右村田(健)、左松岡(幹)のチーム構成★名古屋高裁/小出チームの再審開始決定を取り消す at 名古屋高裁
→→→
■再審開始取消決定を取消、差し戻し 【10/4】 ★差し戻される by 第3小法廷堀籠チーム/最高裁
→→→
■再審請求棄却 【12/5】 ★ by 下山チーム/名古屋高裁
→→→
■特別抗告棄却 【13/10】 ★ by 第1小法廷櫻井チーム/最高裁
■逆転有罪 【06/6】 ★児童福祉法違反 × 実の娘へわいせつ行為★1審・名古屋家裁/丹羽裁判官の無罪判決を覆す at 名古屋高裁
■逆転有罪 【06/4】 ★売春防止法★1審・岐阜地裁/山本裁判官の無罪判決を覆す at 名古屋高裁
■逆転有罪 【01/10】 ★道交法無免許運転も有罪へ★1審・札幌地裁/佐藤裁判官の一部無罪判決を覆す at 札幌高裁
■逆転有罪 【01/9】 ★競売入札妨害も有罪へ★1審・札幌地裁/井口(修)チームの一部無罪判決を覆す at 札幌高裁
■逆転有罪 【01/2】 ★覚せい剤の使用>違法捜査★1審・札幌地裁浦河支部/中村裁判官の一部無罪判決を覆す at 札幌高裁
………………………………………………………………………………
【上告期間の告知】
「2週間の間に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京高裁
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【裁判官として信用できるか】
信用しない。
【その他】
○ 「「無罪」 を見抜く」 (木谷明さん著 岩波書店) p351 に、当裁判官に関する記述あり(14/2)。
○ 「冤罪の戦後史」 (菅野良司著 ㈱岩波書店) p116、126、277 にお名前登場(16/5)。
神山千之裁判官≪44期≫(退官)
●1審無罪 【10/1】 ★暴行★ at さいたま地裁川越支部
●1審無罪 【04/9】 ★廃棄物の不法投棄★ at 盛岡地裁遠野支部
→→→
●逆転有罪 【05/3】 ★覆される by 田中チーム/仙台高裁
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【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が朗読した公訴事実は、間違いはないのか、間違っている点があるのか、どうですか」(09/11)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終わって、あとは判決宣告ということになります。最後に話しておきたいことがあったら、言ってください」(09/11)
【控訴期間の告知】
「14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at さいたま地裁川越支部
………………………………………………………………………………
【その他】
対被告人には命令形連発(09/11)。
「被告人は証言台の前に立ちなさい」
「事件の内容について検察官が朗読されるので、よく聞いていなさい」
「元の席に戻って、かけていなさい」
「証言台のいすにかけなさい」
五十嵐利幸裁判官≪期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読み上げた起訴状に書かれた公訴事実のなかで、違っているところがありましたか」(09/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終えることになりますが、最後に言っておきたいことがありますか」(09/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 武蔵野簡裁
………………………………………………………………………………
【人事レース/最高裁の意思推察】
2022年春、東京簡裁民事から桐生簡裁へ(22/6)。
浦木厚利裁判官≪37期≫(退官)
【黙秘権告知中の視線】
1:1くらい=被告人に視線を向け:視線を落として(09/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が朗読された起訴状記載の公訴事実は間違いありませんか」(09/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終わりますが、最後になにか述べておきたいことがあれば、述べてください」(09/12)
【控訴期間の告知】
「期間は14日間です」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at さいたま地裁秩父支部
笹本桂輔裁判官≪期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け(09/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が朗読した公訴事実について、どこか間違っているとこがありますか」(09/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終わりますが、最後になにか言っておきたいことがありますか」(09/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 千葉簡裁
………………………………………………………………………………
【その他】
判決言い渡しのとき、主文後回し(09/12)。
伊藤納裁判官≪31期≫
●1審無罪 【10/1】 ★窃盗★ at 名古屋地裁
●1審無罪 【10/1】 ★(愛知県)公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反

→→→
●逆転有罪 【10/11】 ★覆される by 下山チーム/名古屋高裁
●1審無罪 【09/9】 ★自動車運転過失傷害

→→→
●逆転有罪 【10/2】 ★覆される by 片山チーム/名古屋高裁
●1審無罪 【07/8】 ★窃盗★ at 名古屋地裁
●1審主要パート無罪 【07/6】 ★殺人は無罪



→→→
●1審破棄、差し戻し 【08/2】 ★差し戻される by 片山チーム/名古屋高裁
→→→
■被告人の上告棄却 【09/3】 ★ by 第1小法廷涌井チーム/最高裁★地裁で差し戻し審へ
→→→
●差し戻し審で逆転有罪 【11/3】 ★覆される by 堀内チーム/名古屋地裁
→→→
●被告人の控訴棄却 【12/2】 ★ by 下山チーム/名古屋高裁
→→→
■被告人の上告棄却 【12/9】 ★ by 第2小法廷須藤チーム/最高裁
●1審無罪 【07/3】 ★名古屋刑務所事件


●1審一部無罪 【07/3】 ★強盗強姦、営利略取、逮捕監禁致傷は無罪★ at 名古屋地裁
●1審無罪 【07/2】 ★道路清掃談合

●1審無罪 【06/9】 ★傷害

→→→
●逆転有罪 【07/5】 ★覆される by 前原チーム/名古屋高裁
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【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「ずっと黙っていることもできます。そのために不利益になることはありません」 と明言する。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、読み上げられた公訴事実について、どこか間違っているところ、ありましたか」(10/9)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終えることになりますが、最後になにか述べておきたいこと、ありますか」(10/9)
【控訴期間の告知】
「きょうから数えて15日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 名古屋地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
信用したい。
【裁判員制度でこの裁判官と同席したいか】
ぜひ、お願いいたします。
【その他】
○ 証人宣誓のとき、廷内外全員起立(10/9)。
○ 被告人に対して、「ヒコク」 と呼びかける(10/9)。
○ 「冤罪の戦後史」 (菅野良司著 ㈱岩波書店) p116 にお名前登場。 「名張毒ぶどう酒事件」 再審開始決定に右陪席として関与していたとわかる(16/5)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
奇妙な人事だ。
名古屋高裁刑事部総括判事のポジションに到達することのできる有資格者が最終盤でも本線に乗らない。
3連続で地家裁所長ばかりを務め、結局、現場には戻らず定年退官した。
これ、全く理解できない。
その経歴を拝見するとだれもが引っかかる部分があるだろう。
セットになっている ≪最高裁刑事局第二課長&同第一・三課長≫ のポストの前者しか務めていないこと、
それにプラスして強いて言えば、名古屋地裁刑事部総括判事の期間が長いといえば長いこと。
この2点だ。
エリート路線に乗っかっているにもかかわらず、座礁したようにうかがえる。
何があったんでしょうね?
人事を司る側から報復めいたことを受けた結果が高裁刑事部パスなのか、あるいはご本人がヒネくれていたから生じたことなのか……。
のどの奥に刺さった小骨が最後の最後まで取り除かれなかった印象を受けた(18/7)。