古木俊秀裁判官≪期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「言わないことによって、特に不利益は受けない」 と明言する。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読んだ事実、どうですか」(11/12)
【控訴期間の告知】
「明日から14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 千葉簡裁
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【その他】
○開廷の際、裁判官自ら事件番号を読み上げる(11/12)。
○言葉遣いは丁寧(11/12)。
佐藤久貴裁判官≪56期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「検察官が読み上げた起訴状の事実に、どこか間違っているところはありましたか」(11/12)
【控訴期間の告知】
「明日から数えて14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 諏訪簡裁&長野地裁諏訪支部
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【裁判官として信用できるか】
信用できない。
【その他】
○ その日は午後から判決2件、新件2件。
新件いずれも定刻数分前には廷内準備オッケーにもかかわらず、裁判官それぞれ1分、2分遅刻(11/12)。
○ 外見は実に若い(11/12)。
○ 刑事開廷表に裁判官名記載なし。民事はあるのに(11/12)。
○ 廷吏「キリッツ。レイッ」
ここ長野地裁諏訪支部&諏訪簡裁でもまた、≪廷吏 「キリッツ」 → 「レイッ」 ≫ の儀式が刑事裁判のスタート&終了時にあった。
なぜ、公務員が一般人に 「礼」 を求めるのか。
なぜ、傍聴人を巻き込んで 「礼」 を強いるのか。
書記官や廷吏から 「起立」 だけならまだしも、 「礼」 をしなさいと命じられることに納得がいかないので、廷吏の号令 「キリッツ」 を無視して着席したままでいたところ、次の号令が聞こえてこない。
そう、私がスタンダップするのをご丁寧にも廷吏が待っていたのだ。
ここで、裁判所が使う 「キリッツ」 の言葉がだれに対して用いられたのか、はっきりと体感できた。
ならば、≪ 「キリッツ」 → 「レイッ」 ≫ が一対になっている以上、命令形 「レイッ」 の対象も同一ということになる。
≪ 「キリッツ」 → 「レイッ」 ≫ は柵を飛び越えて傍聴席へ、すなわち法廷全体に向けられた言葉だと、諏訪支部廷吏が身を以て示してくれた。
公務員が一般国民に対し、自らへ頭を下げることを強要しているとも受け取れる儀式が長野の諏訪でも続く。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ まだまだ、これから(12/7)。
○ 2021年6月現在、仙台地裁民事2部 No.2 のポジションに配置されている。
主として東北エリア現場担当民事&刑事裁判官(21/6)。
玉井隆裁判官≪期≫
【黙秘権告知中の視線】
眼球が激しく動いてさまざまな方向に視線を送り、どこを、何を見ているのかさっぱりわからない(11/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読んだ2つの事実について聞きますが、間違っているところはありますか」(11/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 足利簡裁
宮崎寧子裁判官≪56期≫
【黙秘権告知中の視線】
3:2くらい=視線を落として:被告人に視線を向け(11/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読み上げた事実は間違いないですか。それともどこか違うところがありますか」(11/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「(やや早口で)そろそろ手続きとしては終了になります。最後に被告人には言っておきたいことを述べる機会があります。なにか言いたいことはありますか」(11/12)
【控訴期間の告知】
「明日から数えて14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 宇都宮地裁足利支部
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【その他】
審理中、眉間にしばしばシワが寄ることを除けば表情不変。よってやや不気味。
おしゃれとは無縁みたい。よって美しくなろうという願望を呼び覚ます男性登場期待(11/12)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
今後も刑事にかかわるかどうかはなんとも言えない(12/7)。
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【その他/お尋ねしたいこと】
真正面から単刀直入にお尋ねしますが、刑事は担当したくないのではありませんか(12/7)。
野口忠彦裁判官≪38期≫(退官)
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読み上げた公訴事実ですね。~~(=事件のあらましをリピート)。これについてはなにか違っているところはありますか」(11/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これでね、??の審理を終えますが、最後に話しておきたいことがあれば伺います」(11/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 前橋地裁桐生支部
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【もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……】
少々気難しいので、この裁判官には裁かれたくない。
【その他】
○ 一言、話すと間を置く。もったいを付ける。
この間合いが維持される限り、裁判官ペースで時間が経過する。
いったん下を向くや、すぐ頭を上げて被告人をじっと見据える。
傍聴席から見ると、これが怖い。
少し左、あるいは少し右に首を傾けて口を開く。
そのたびに白髪いっぱいのヘアスタイルもわんさと傾く。
被告人に問いかける。
「クーラーの音で(私の声が)聞こえづらいですか」
被告人は否定したが、私は傍聴席4列目から2列目へと移動した。
クーラー云々は関係なく、裁判官自身の声が小さくて聞きとりづらいのだ。
集中力を必要とする法廷だった。
証人宣誓のとき、証人を最初から着席させ人定確認し、そのままの姿勢で宣誓文を読ませる。
裁判官 「裁判所は記録を取ってます。大きい声でお願いします」
証人に声を張り上げさせたいのなら、まずは野口裁判官自身がお手本を示すべきだろう。この証人への注意はそっくりそのまま、裁判官にお返ししますヨ。
弁護士からわざわざ転身したのなら、もっと垢抜けしててもいいと思うのだが、全然そうじゃないんだなぁ(11/11)。
○ 2020年8月14日付で、さいたま地方法務局所属公証人へ(20/8)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
民事裁判官なので、パス。
石井清弘裁判官≪期≫(退官)
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が朗読した起訴状の公訴事実について、なにか述べたいことはありますか」(11/11)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 宇都宮簡裁
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【その他】
○ 雰囲気 OK(11/11)。
○ 被告人質問のとき、被告人に意向を尋ねたうえで起立のまま進行(11/11)。
肥田薫裁判官≪53期≫
【黙秘権告知中の視線】
1:1くらい=被告人に視線を向け:視線を落として(11/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま読まれた内容で、なにか違うところや間違いなどがありますか」(11/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終結して、~~。最後になにか述べておきたいことがあれば、述べてください」(11/12)
【控訴期間の告知】
「明日から14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決と無縁の裁判官は信用しない(21/1)。
【もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……】
ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決と無縁の裁判官には裁かれたくない(21/1)。
【その他】
おっとりとした話し方(11/12)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ これからの方ではあるが、今後も刑事にかかわるかどうかは疑わしい(12/7)。
○ 2020年12月現在、さいたま地裁越谷支部で刑事を担当している。
ホームグラウンドがはっきりしない現場担当刑事裁判官。
出世云々は眼中にないかも(21/1)。
○ 2022春、大阪高裁第1刑事部 No.4/4 のポジションへ。
ホームグラウンドがはっきりしない現場担当刑事裁判官(22/4)。
宮川雅男裁判官≪期≫
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官に公訴事実を読んでもらいましたが、どこか違っている部分はありますか」(11/11)
【最終意見陳述を促す文言】
「最後にこの法廷で言っておきたいことがあれば、言ってください」(11/11)
【控訴期間の告知】
「14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 松戸簡裁
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【裁判官として信用できるか】
本意ではないが、松戸簡裁の悪しき伝統儀式 ≪書記官 「キリツ」→「レイッ」≫ を続ける限り、その一点において信用できない。
【もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……】
裁かれるにあたり、どうして書記官から礼を要求されるのか全く理解できない以上、この裁判官には裁かれたくない。
【その他】
○千葉地裁松戸支部/刑事のみならず、松戸簡裁/刑事においても裁判官入廷時&閉廷時に、書記官から ≪「キリツ」→「レイッ」≫ の言葉が延々と発せられ続けている。
この日は15時まで地裁刑事で書記官を務めていた男性が16時スタート簡裁刑事の法廷にも登場。
5階法廷同様に4階法廷でも、≪「キリツ」→「レイッ」≫ の儀式を執行していた。
なぜ、公務員が一般人に 「礼」 を要求するのか。
なぜ、傍聴人を巻き込んで 「礼」 を強いるのか。
傍聴人をも起立させている以上、傍聴人も含めて 「礼」 をせよ、頭を下げよと公務員が国民に命令をしていると私は解釈している。
傍聴人の私には、「傍聴席のお前も頭を下げろ」 と聞こえるのだ(11/11)。
○被告人質問のとき、被告人起立のまま進行(11/11)。
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【その他/お尋ねしたいこと】
以下、2011年11月初旬に松戸簡裁刑事法廷を訪れたときのこと。
その日の審理は計4件あり、宮川裁判官は新件1件、判決2件。残る1件の新件を清水裁判官が担当すると開廷表に記されていた。
一方でその当時の裁判所ホームページには、松戸簡裁の刑事は宮川裁判官の名前のみが記され、その他の裁判官名はどこにもなかった。
前記の清水裁判官のお名前は民事のみに掲げられていた。
そこで単刀直入にお尋ねしますが、この日最重要案件の新件を宮川さんが担当せず、本来は民事専任の清水裁判官が仕切っていたのはなぜですか。
なぜ、宮川さんご自身が壇上にいなかったのですか。
事件の割り振りに個々の裁判官の能力の問題が絡んできているのではありませんか(11/11)。
伊藤新一郎裁判官≪26期≫(退官)
■1審破棄、差し戻し 【12/7】 ★10歳の女の子の告訴能力を認める

■再審開始決定 【11/11】 ★福井女子中学生殺人事件

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■再審開始決定取消 【13/3】 ★覆される by 志田チーム/名古屋高裁
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■特別抗告棄却 【14/12】 ★ by 第2小法廷千葉チーム/最高裁
●1審無罪 【07/2】 ★業務上過失致死

●1審無罪 【06/1】 ★殺人&未成年者略取


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●逆転有罪 【07/7】 ★覆される by 前原チーム/名古屋高裁
●再審無罪 【02/3】 ★コンクリ板処理事件

●再審開始決定 【01/11】 ★コンクリ板処理事件

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■逆転有罪 【09/9】 ★詐欺★1審・金沢地裁/堀内チームの無罪判決を覆す at 名古屋高裁金沢支部
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【地裁で裁判員裁判の経験】
なし。
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【裁判官として信用できるか】
信用できる。
【その他】
「冤罪の戦後史」 (菅野良司著 ㈱岩波書店) p132、133 にお名前登場(16/5)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
定年まで1年を切っているようで、もう異動はないのではないか(11/11)。