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◆ 「 「無罪」 を見抜く」 木谷明さん著 岩波書店
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◇ 無罪判決を言い渡せることのできる裁判官が本物なのだ。◎です。
一応、校正もした。こちらへ。
古田浩裁判官≪29期≫(退官)
■逆転有罪 【14/2】 ★道交法の酒気帯びも有罪へ × 1審の執行猶予から実刑へ★1審・福岡地裁田川支部/吉沢裁判官の一部無罪判決を覆す at 福岡高裁
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【黙秘権告知中の視線】
1:1くらい=被告人に視線を向け:視線を落として(09/12)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
○ 「起訴状記載の事実のなかで、間違っているところがありますか」(08/3)
○ 「(黙秘権告知後、間髪置かず質問が飛んできて)いま、読み上げられた事実のなかで、間違っているところがありますか」(09/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで本件についての審理を終わることになりますが、最後になにか言っておきたいことがありますか」(10/5…裁判員裁判)
【控訴期間の告知】
「2週間以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 千葉地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
どうもすっきりしない。
【人事レース/最高裁の意思推察】
2014年2月現在、刑事裁判官として高裁段階でのピークを福岡高裁本庁で迎えている。
現場担当刑事裁判官。本来は東日本エリア担当。
今後、どこかの地家裁所長に転じて定年退官へ(14/2)。
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【その他/お尋ねしたいこと】
真正面から単刀直入にお尋ねしますが、地裁段階から現在までずっと、「公正な刑事裁判をしている」 と胸を張って言えますか(14/2)。
佐野哲生裁判官≪31期≫(退官)
●1審一部無罪 【09/2 or 3】 ★覚せい剤の営利目的所持と同使用1件は無罪★ at 神戸地裁
●1審一部無罪 【09/1】 ★覚せい剤の営利目的所持は無罪★ at 神戸地裁
●1審無罪 【07/4】 ★詐欺

●1審無罪 【06/7】 ★業務上過失致死

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●1審破棄、差し戻し 【08/7】 ★差し戻される by 片岡チーム/大阪高裁
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■被告人の上告棄却 【09/12】 ★ by 第2小法廷竹内チーム/最高裁★地裁で差し戻し審へ
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●差し戻し審逆転有罪 【11/3】(計4名中、3名の被告人に対し) ★覆される by 東尾チーム/神戸地裁
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●被告人の控訴棄却 【11/12】 ★ by 湯川チーム/大阪高裁
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■被告人の上告棄却 【14/7】 ★ by 第1小法廷白木チーム/最高裁
●差し戻し審逆転有罪 【11/10】(計4名中、1名の被告人に対し) ★覆される by 細井チーム/神戸地裁
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●被告人の控訴棄却 【12/7】 ★ by 的場チーム/大阪高裁
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■被告人の上告棄却 【14/7】 ★ by 第1小法廷白木チーム/最高裁
●1審無罪 【06/2】 ★業務上過失致死

●1審一部無罪 【05/6】 ★強要は無罪★ at 神戸地裁
●1審無罪 【04/7】 ★公務執行妨害★ at 神戸地裁尼崎支部
●1審無罪 【04/1】 ★不正電磁的記録カード譲渡

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●逆転有罪 【04/10】 ★覆される by 島チーム/大阪高裁
●1審一部無罪 【03/3】 ★背任


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●逆転有罪 【05/7】 ★覆される by 古川チーム/高松高裁
●1審無罪 【02/10】 ★違法捜査>覚せい剤の使用★ at 高知地裁
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●逆転有罪 【03/10】 ★覆される by 正木チーム/高松高裁
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■逆転有罪 【14/2】 ★業務上過失致死 × 嫌疑不十分で不起訴→検察審査会で 「不起訴不当」 →在宅起訴★1審・高知地裁/平出チームの無罪判決を覆す at 高松高裁
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【起訴状受領の確認】
しなかった(16/6)。
【黙秘権告知中の視線】
1:1くらい=4回顔を上げて、被告人に視線を向け:視線を落として(16/6)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま聞いてた事実について、言いたいことがあれば言ってください」(16/6)
【最終意見陳述を促す文言】
「最後に言いたいことがあれば言ってください」(16/6)
【上告期間の告知】
「14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 神戸地裁尼崎支部&大阪高裁&高松高裁&神戸簡裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
信用できる。神戸地裁尼崎支部で同裁判官の目を見て。
【裁判員制度でこの裁判官と同席したいか】
ぜひ、お願いいたします。
【その他】
地裁段階では検察の意に反して無罪判決を言い渡すことのできる3名がうまい具合に高松に集められた。
これ偶然?
ひ弱な検察寄り、有罪病裁判官を排した最強のメンツでないかい?
天の意思が如実に反映された人事、なんて書くと大げさだが、いや、マジでそう受け取れる。
「すべてをひっくり返してもかまわない」 と。
高松高裁の 【佐野&沢田&渡辺】 トリオ。
このメンバーなら “国寄り” ではない刑事裁判が期待できる。
裁判長の佐野さんはどういうわけか、計8年も高知で裁判官を務めている。
土佐の空気が肌に合わなかったら、これほど居座るわけがない。高知とつながりがある裁判官なのだ。
定年までうどん県高裁裁判長職を全うできるならば、「高知白バイ事件」 で再審開始決定の大役を果たして花道を飾る(14/2)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
2014年2月現在、刑事裁判官として高裁段階でのピークを高松高裁で迎えている。
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
本年10月前までに異動がなければ、定年まで現ポジションのまま。
異動するなら、どこかの地家裁所長へ(14/2)。