高麗邦彦裁判官≪31期≫(退官)
■逆転有罪 【14/9】 ★麻薬及び向精神薬取締法違反★1審・広島地裁福山支部/森脇裁判官の無罪判決を覆す at 広島高裁
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【控訴期間の告知】
「明日から数えて14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
なし。
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【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2014年10月現在、刑事担当裁判官として高裁段階での第一歩を広島高裁で迎えている。
東日本エリア現場担当刑事裁判官。
東京地裁刑事部総括卒業者なので、同高裁刑事部総括への優先パスポート保持者となるが、その東京にリターンできるかどうか難しいんじゃないか(14/10)。
○ 東京地裁刑事部総括卒業者であるにもかかわらず、同高裁刑事部総括に達しなかった裁判官のひとりとなった(18/11)。
三好幹夫裁判官≪30期≫(退官)
■逆転無罪 【14/9】 ★強姦★1審・千葉地裁の有罪判決を覆す at 東京高裁
■拘置執行停止決定支持 【14/3】 ★袴田事件第2次再審請求

●1審無罪 【09/1】 ★業務上横領

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●逆転有罪 【10/7】 ★覆される by 出田チーム/東京高裁
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■被告人の上告棄却 【12/9】 ★ by 第3小法廷田原チーム/最高裁
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■差し戻し審逆転有罪支持 【14/3】 ★業務上過失致死傷 × 交通事故★1審・甲府地裁/深沢チームの差し戻し審逆転有罪判決を支持 at 東京高裁
■逆転有罪 【13/12】 ★覚せい剤の営利目的密輸&関税法違反は逆転有罪へ × 被告人はイラン人 × 1審は裁判員裁判 × 1審判決からおおよそ半年後のスピード逆転判決★1審・東京地裁/芦沢裁判長 with 裁判員チームの主要パート無罪判決を覆す at 東京高裁
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【控訴期間の告知】
「きょうから14日以内に」
「弁護人と相談して決めるように」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
なし。
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【その他】
証人宣誓のとき、廷内外全員起立。東京地裁刑事ではまれなシーンだった。
【人事レース/最高裁の意思推察】
2013年12月現在、刑事裁判官として高裁段階でのピークを東京高裁で迎えている。
現ポジションのまま定年退官へ(13/12)。
田村真裁判官≪35期≫(退官)
●1審無罪 【14/9】 ★強制わいせつなど

●1審無罪 【13/10】 ★正当防衛>傷害

●1審無罪 【13/5】 ★自動車運転過失傷害&道交法のひき逃げ★ at さいたま地裁
●1審一部無罪 【02/8】 ★窃盗1件は無罪★ at 秋田地裁
●1審無罪 【99/2】 ★せっかん死

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●逆転有罪 【00/3】 ★覆される by 近江チーム/札幌高裁
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【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま検察官が読み上げた公訴事実に、誤り、間違っているところがありますか」(08/9)
【最終意見陳述を促す文言】
「~最後に述べたいことがあったら、述べてください」(09/5)
【控訴期間の告知】
被告人に有利な執行猶予付与のとき、言わない(11/5)。
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京高裁&さいたま地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
信用したい。
毎日新聞にインタビュー記事あり(2002年9月23日付)。
それを読めば、信頼感増すこと必至。
【裁判員制度でこの裁判官と同席したいか】
お願いいたします。
【その他】
「冤罪をつくる検察、それを支える裁判所」(里見繁さん著 ㈱インパクト出版会)p80に、当裁判官に関する記述あり(13/2)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2013年5月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを横浜地裁本庁で迎えている。
東京地裁刑事部総括に届きそうで届かなかった裁判官のひとり。
これまで東京地裁を起点に北への異動をリピートしてきたので、将来の仙台高裁刑事部総括候補と推察する(13/5)。
○ 2019年4月22日付で東京法務局所属公証人へ(19/5)。
土屋哲夫裁判官≪33期≫(退官)
●1審無罪 【14/9】 ★自動車運転過失致死★ at 千葉地裁松戸支部
●1審無罪 【05/5】 ★窃盗★ at 岐阜地裁
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●逆転有罪 【05/12】 ★覆される by 小出チーム/名古屋高裁
●1審無罪 【97/3】 ★恐喝★ at 名古屋地裁
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【地裁で裁判員裁判の経験】
なし。
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【人事レース/最高裁の意思推察】
2014年9月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを岐阜地裁本庁で終え、ラインからややはずれてしまっている。
現場担当刑事裁判官。
この先の進路を最高裁がどう定めるのか、推測難。次も裁判員裁判を行わない支部ということだけは間違いないだろう(14/9)。
依田吉人裁判官≪59期≫
【控訴期間の告知】
「明日から数えて14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 新潟地裁新発田支部
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【人事レース/最高裁の意思推察】
○ まだまだ、これからだ(14/9)。
○ 2022年6月現在、東京地裁民事3部 No.3/5 のポジションに配置されている(22/6)。
田口直樹裁判官≪37期≫
●1審無罪 【14/9】 ★心神喪失>殺人

●1審一部無罪 【11/7】 ★2006年の強制わいせつの件は無罪


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●逆転有罪 【12/3】 ★覆される by 服部チーム/福岡高裁
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■被告人の上告棄却 【13/6】 ★ by 第2小法廷小貫チーム/最高裁
●1審一部無罪 【11/3】 ★建造物等以外放火は無罪

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●逆転全面無罪 【11/11】 ★覆される by 陶山チーム/福岡高裁
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■検察の上告棄却 【13/9】 ★ by 第3小法廷岡部チーム/最高裁
▼2号法廷(=上記事案にたまたま遭遇)
♀♀♀ 右長左 ♀♀♂(=おばさんの裁判員が多数を形成)
___________弁
検__________弁
検__________被刑
____________刑
~~~~~~~~~~~~~~
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わずか24席の傍聴席。
●1審一部無罪 【08/3】 ★殺人&非現住建造物等放火は無罪★ at 福岡地裁小倉支部
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【起訴状受領の確認】
しなかった(13/7)。
【黙秘権告知中の視線】
1:1くらい=被告人に視線を向け:視線を落として(13/7)。
【黙秘権告知中に……】
「答えないということだけで、不利益になることはありません」 と明言する。
【罪状認否の問いかけ文言】
「さきほど、検察官が読まれた起訴状の内容、この内容についてはどうですか」(13/7)
【最終意見陳述を促す文言】
「裁判の審理はこれで終わりになります。最後に言っておきたいこと、述べておきたいことがあれば???ください」(13/7)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 福岡地裁&大阪地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 福岡高裁管内では頂上の福岡地裁刑事部総括に到達している。
このまま九州に腰を落ち着けるならば、いずれどこかの地家裁所長を経て、福岡高裁刑事部総括へ(11/7)。
○ 2014年9月現在、刑事担当裁判官として地裁段階でのピークを大阪地裁本庁で迎えている。
福岡高裁管内では頂上の福岡地裁刑事部総括を卒業し、ランクを上げて大阪高裁管内トップの大阪地裁刑事部総括へ。
西日本エリア現場担当刑事裁判官。
今後、九州へ戻せばどこかの地家裁所長を経て、福岡高裁刑事部総括へ。
関西にとどまるならば、やはりどこかの地家裁所長を経て大阪高裁刑事部総括に届くかどうかはイマイチ自信なし。もう一つプッシュ材料欠く。
やはり、九州じゃないのかなぁ(14/9)。
○ 2021年6月現在、福岡地裁所長を務めている。
九州エリア現場担当刑事裁判官。
福岡地家裁所長ともに刑事裁判官で構成されている。
残された時間があまりなく、福岡地裁所長>福岡高裁刑事部総括ということなら現ポジションのまま定年退官へ。
余計なことを書くと、福岡地裁の所長まで引っ張り上げたことに少々違和感あり。
普通、ここまでうまくいくかな?(21/6)