家入美香裁判官≪59期≫
【起訴状受領の確認】
した(16/12)。
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「検察官がいま読み上げた事実について、なにか違っているとか、意見を述べたいことはありますか」(16/12)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終わることにしますが、最後になにか言っておくことがありますか」(16/12)
【控訴期間の告知】
「きょうから15日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 大分地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
………………………………………………………………………………
【その他】
審理中、硬い表情を崩さない。なぜだろ?
少なくとも被告人に向かい合っている間はソフトな表情を演出していただきたい。そのマジメ怖い顔が被告人にどういう影響を与えているか、マイナス面を案じる(16/12)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ まだまだこれからだ(17/11)。
○ 2021年7月現在、東京地裁刑事1部 No.3 のポジションに配置されている。
≪東京で民事→大分で刑事→今回東京で刑事≫ という流れ。
まだまだこれからだ(21/7)。
○ 2022春、広島高裁刑事部 No.3/3 のポジションへ。
2度目の広島勤務となる現場担当刑事裁判官。
波に乗ったようにうかがえる(22/4)。
川本清巌裁判官≪40期≫(退官)
●1審無罪 【17/11】 ★正当防衛の成立と第三者による暴行の可能性>傷害致死


●1審無罪 【12/3】 ★廃棄物処理法

●1審無罪 【10/9】 ★詐欺★ at 仙台地裁
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【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま検察官が朗読した事実、間違いないですか、それとも違っているところがありますか」(08/11)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 軸足が大阪にあるのか東京にあるのかイマイチ判然としないが、とにもかくにも現場担当刑事裁判官。
数日後の “2012春の人事異動” 発表に注目されたい(12/3)。
○ 2017年11月現在、 「いやぁ、お疲れだったね。肩の力を抜きつつもうひとがんばりしてくれよ」 ポスト=都内西部は立川支部で刑事1部 No.1 を務めている。
近年は東日本エリア現場担当刑事裁判官。
同期の神坂氏(退官)の項にも記したように、御両人の経歴を並べると一目瞭然。最高裁事務総局がおもしろがって両名を競わせていたようにみえる。似通ったキャリアを積ませて、おふたりがライバルとして意識しあうように設定していたかのようだ。
結果、競り落として生き残ったいま、焦点は東京以外の高裁部総括にまで届くかどうか。ちょっと厳しいかも(17/11)。
橋本政和裁判官≪新62期≫
【起訴状受領の確認】
した(16/12)。
【黙秘権告知中の視線】
被告人に視線を向け。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。
【罪状認否の問いかけ文言】
「いま、検察官が読んだ事実に、間違えているところがありますか」(16/12)
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 福岡地裁飯塚支部
………………………………………………………………………………
【その他】
あまり感じのいい方ではないようで。比較的早口、かつ小声進行(16/12)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
2017年春、東京へ。東京地裁の “担当裁判官一覧” にお名前見当たらず、何をされているのか不明(17/11)。
植村稔裁判官≪34期≫(退官)
■1審無罪支持&1審一部無罪支持 【17/11】 ★2016年2月15日に新宿歌舞伎町で起きた暴力団抗争


■1審破棄、差し戻し 【17/11】 ★住居侵入&強盗致傷

■逆転無罪 【17/2】 ★詐欺未遂






→→→
■逆転有罪 【18/3】 ★覆される by 第1小法廷池上チーム/最高裁
■逆転一部無罪 【16/8】 ★警察のDNA採取方法は違法



■逆転無罪 【15/11】 ★電車内の痴漢行為



●1審無罪 【09/11】 ★暴力行為等処罰に関する法律違反

●1審無罪 【01/10】 ★虚偽診断書作成・同行使


→→→
●逆転有罪 【03/2】 ★覆される by 村上チーム/東京高裁
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■1審破棄、差し戻し 【16/7】 ★殺人&殺人未遂&現住建造物等放火 × 裁判員裁判★1審・さいたま地裁/河本裁判長 with 裁判員チームの無罪判決を破棄、差し戻す at 東京高裁
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【黙秘権告知中の視線】
2:1くらい=被告人に視線を向け:視線を落として(09/8)。
【黙秘権告知中に……】
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。それどころか、「被告人」 を 「キミ」 という語に置き換えて告知をする(09/8)。
【罪状認否の問いかけ文言】
○ 「さきほど検察官が朗読された、起訴状に書かれた公訴事実の内容ですが、どこか間違っているところがありませんか」(08/6)
○ 「いま検察官が朗読された事件の内容の中で、どこか間違っているところはありませんか」(08/12)
○ 「最初に朗読された事件、~(=罪名を挙げ)、これについてどこか内容に間違えている点はありませんか」(09/8)
【最終意見陳述を促す文言】
「これで審理を終えて、次回期日に判決の言い渡しをすることになります。最後に被告人の口から、述べておきたいことがあれば述べてください」(09/8)
【控訴期間の告知】
「14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
不明。
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【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2015年11月現在、刑事裁判官として高裁段階でのピークを東京高裁で迎えている。
長期に渡り首都圏に張り付き、最高裁勤務の傍ら、東京で刑事裁判官を務めている。
定年まで時間があり、さらに上のポジションに異動の可能性十分(15/11)。
○ 2020年4月現在、札幌高裁長官を務めている。
現ポジションのまま、定年退官へ(20/4)。
本多健一裁判官≪61期≫
●1審無罪 【17/11】 ★過失運転致死★ at 宇都宮地裁大田原支部
→→→
●1審破棄、差し戻し 【18/5】 ★差し戻される by 栃木チーム/東京高裁
→→→
●差し戻し審逆転有罪 【19/1】 ★覆される by 東尾裁判官/宇都宮地裁大田原支部
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【人事レース/最高裁の意思推察】
まだまだこれからだ(17/11)。
前田巌裁判官≪43期≫
●1審無罪 【17/11】 ★大麻の営利目的所持★ at 東京地裁
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【起訴状受領の確認】
(外国人被告人に対して)しなかった(13/12)。
【黙秘権告知中の視線】
○ 被告人に視線を向け(at 東京)。
○ (外国人被告人に対して)2:1くらい=視線を落として:被告人に視線を向け(13/12 at 名古屋)。
【黙秘権告知中に……】
○ 「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 と明言する(at 東京)。
○ 「(外国人被告人に対して)被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし(13/12 at 名古屋)。
【罪状認否の問いかけ文言】
○ 「いま検察官が読み上げた事実、身に覚えがあることなのか、なにか違っているところがないのかどうか、こういうことを聞きたいんですが、どうですか」(08/12 at 東京)
○ 「(外国人被告人に対して)いま検察官が読み上げた起訴状に書かれた事実、間違っている点などはありますか」(13/12 at 名古屋)
【最終意見陳述を促す文言】
「以上でこの事件の審理を終わります。審理の終わりにあたり、被告人からさらに付け加えて述べておきたい点、ということがあれば簡単に述べてください」(09/3)
【控訴期間の告知】
「明日から14日以内に」
【ライヴ傍聴した裁判所】
at 東京地裁&名古屋地裁
【地裁で裁判員裁判の経験】
あり。
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【裁判官として信用できるか】
○ 信用したい→→→信用しないへ格下げ(16/5)。
○ ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決とほぼ無縁の裁判官は信用しない(21/5)。
【もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……】
○ 積極的にこの裁判官には裁かれたいとは思わない。
雰囲気といいますか、においといいますか……(18/4)。
○ ずーっと刑事裁判に携わっていながら、無罪判決とほぼ無縁の裁判官には裁かれたくない(21/5)。
【その他】
○ 「冤罪の戦後史」 (菅野良司著 ㈱岩波書店) p116、125、133、174 にお名前登場。 「名張毒ぶどう酒事件」 第7次再審請求開始決定を取消す決定に右陪席として関与していたとわかる(16/5)。
【人事レース/最高裁の意思推察】
○ 2018年4月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁本庁で迎えている。
≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
このまま何事もなければ、東京高裁刑事部総括のポジションまで到達しそう(18/4)。
○ 2021年5月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁本庁で終え、千葉地裁刑事5部に下っている。
≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
いずれ東京高裁刑事部の事務を総括する者まで昇進するかどうか(21/5)。
○ 2021年5月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁本庁で終え、千葉地裁刑事5部を経由して東京家裁で部の事務を総括する者に指名されている。
≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
いずれ東京高裁刑事部の事務を総括する者まで昇進するかどうか(22/2)。
○ 2022年11月1日付で高松家裁所長へ。
≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
次はひとまず地裁所長か(22/11)。