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日本の刑事裁判官

高見秀一弁護士講演会より語録


高見弁護士門下の若手弁護士(高知弁護士会)
「刑事弁護をやってたら、悔しいことばっかり。続けるには根性がいる。刑事弁護を続ける秘訣を教えてください」

高見弁護士(大阪弁護士会)
「秘訣なんかない。たまにいいことある。99%以上有罪になるなか、たまに無罪判決もらったり。たまに準抗告取ったり。最近はちょっとだけ(いい方向へ)変わってきている。おもしろくないこと多いけど、たまにいいことある」

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「日本における 「人質司法」 とそれを打破する弁護活動」
2019.9.28 講演者:高見秀一弁護士 at 高知城ホール

河畑勇裁判官≪53期≫


差し戻し審逆転無罪 【19/9】 ★違法捜査公務執行妨害&大麻の所持 2018年6月、高裁/登石チームが差し戻していた 右三坂(歩)、左河本(薫)のチーム構成★ at 釧路地裁

1審無罪 【15/12】 ★心神喪失暴行 27(わ)142★ at 和歌山地裁

1審無罪 【15/4】 ★公然わいせつ★ at 和歌山地裁

1審一部無罪 【15/3】 ★傷害 母親が娘を殴って頭蓋骨を骨折させたとする部分は無罪★ at 和歌山地裁

1審無罪 【15/3】 ★業務上過失往来危険&業務上過失致死傷 貨物船と漁船の衝突事故 被告人は貨物船の2等航海士★ at 和歌山地裁

1審無罪 【14/8】 ★窃盗★ at 和歌山地裁

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起訴状受領の確認
した(13/3)。

黙秘権告知中の視線
被告人に視線を向け。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし(at 千葉)。

「答えないことによって、不利益な扱いを受けることはありません」 と明言した(at 和歌山)。

罪状認否の問いかけ文言
「検察官がいま、読み聞かせた各事実について、なにか間違っていることはありますか」(09/12)

「検察官がいま、読み聞かせた公訴事実について、なにか間違っていることはありますか」(13/3)

最終意見陳述を促す文言
「これで審理を終えますが、最後になにか述べておきたいことはありますか」(09/12&13/3)

ライヴ傍聴した裁判所
at 千葉地裁&和歌山地裁

地裁で裁判員裁判の経験
あり。

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裁判官として信用できるか
≪信用できないとせざるをえない(13/3)信用したい≫ へ格上げ(15/5)。

もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……
この裁判官には裁かれたくない(13/3)。(15/5)

その他
書記官 「キリッツ。レイッ」。
ここ和歌山地裁本庁でもまた、 ≪書記官 or 雑用係 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式が開閉廷の際に見られる(13/3)。

人事レース/最高裁の意思推察
≪札幌→福岡→東京→大阪≫ 各高裁管内を異動する現場担当刑事裁判官。
まだまだ、これからだ(14/8)。

2019年9月現在、 “若手の登竜門的位置付け” 釧路地裁で刑事部トップを務めている。
≪札幌→福岡→東京→大阪→東京→札幌≫ 各高裁管内を異動する現場担当刑事裁判官。
今後どのような進路を進むか、注目されたい(19/9)。

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その他/お尋ねしたいこと
真正面から単刀直入にお尋ねしますが、和歌山地裁本庁における ≪書記官または雑用係 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式を主導しているのは書記官であると理解していいですか(13/3)。

真正面から単刀直入にお尋ねしますが、和歌山地裁本庁における ≪書記官または雑用係 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式において、被告人の立場であなた様や書記官様、雑用係に頭を下げなかったら、それだけで引き続いて開かれる審理にて不利益な扱いを受けますか(13/3)。

大阪高裁管内では和歌山地裁本庁、ならびにその支部のみが ≪書記官または雑用係 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式を行ってますよネ?(13/3)

真正面から単刀直入にお尋ねしますが、和歌山地裁本庁において、審理スタート直前のまだ有罪とも無罪とも判断されていない推定無罪の段階にある被告人に対して、あるいはまれに警察や検察のでっち上げにより被告人のポジションに置かれているかもしれない人に対して、審理開始&閉廷の際、向かい合って頭を下げることを命令すること自体、裁判開始前から犯罪者扱い=有罪認定しているからこそできる行為ではありませんか(13/3)。

≪日直 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式を日常的に体験したのは高校卒業までで、大学入学以降、また勤務した会社においてもそのようなことを要求されたことは一切ありません。公務員から 「レイッ」 という命令形の言葉で、頭を下げることを命じられるのは田舎の裁判所の刑事法廷だけなのです。
真正面から単刀直入にお尋ねしますが、和歌山地裁本庁における ≪書記官または雑用係 「キリッツ」→「レイッ」 ≫ の儀式は被告人と傍聴人を統制するための一種の圧力、もしくは被告人ならびに傍聴人に対し、「ここは裁判所の敷地内だから、おとなしくしとくんだよ」 と暗に伝達していると理解しておいていいですネ?(13/3)

石川理紗裁判官≪新60期≫


起訴状受領の確認
した。 「起訴状を受け取って、内容は読んでますね?」 と踏み込んで尋ねた(19/1)。

黙秘権告知中の視線
(1回目)視線を落としつつ、4回顔を上げ視線を合わせた。
(同日2回目)視線を落としつつ、2回顔を上げ視線を合わせた(19/1)。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。

罪状認否の問いかけ文言
「いま、検察官が読み上げた公訴事実に、なにか違っているところはありますか」(19/1)

ライヴ傍聴した裁判所
at 神戸地裁伊丹支部

地裁で裁判員裁判の経験
あり。

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その他
伊丹支部刑事法廷はまだまだ男性社会だ。
バーの内側の被告人、弁護人、検察官、書記官すべて男性のなか、まさに紅一点の当裁判官は目の前で行われる被告人質問のやり取りにきっちり食い込み、逐一確認する。
断じて適当に流したりはしてしない。
自身が廷内の指揮者であることを明確に示そうとする場面があったようにも。
だからこそ年上の検察官、当女性裁判官の指揮に 「ハイ、ハイ」 と従うも、胸中カチン、カチンと来ていたのでは?(19/1)

人事レース/最高裁の意思推察
どういうわけか、伊丹支部で刑事を担当して4年目を迎えている。
まだまだ、これからだ(19/9)。

伊丹支部で刑事を2016~19の4年間担当した後、2020春、奈良地裁民事部 No.4/6 のポジションへ。
翌2021春には同地裁刑事部 No.3/4 のポジションへ異動した。
近年は関西エリア現場担当刑事裁判官(21/4)。

2023年4月現在、同地裁刑事部 No.2/4 のポジションに配置されている。
刑事は3年目だが、民事の1年を加えて奈良地裁では4年目を迎えている。
近年は関西エリア現場担当刑事裁判官(23/4)。

野口佳子裁判官≪44期≫


1審無罪 【19/9】 ★公契約関係競売入札妨害 右鎌田(咲)、左萩原(惇)のチーム構成★ at 東京地裁立川支部
→→→
 逆転有罪 【20/9】 ★覆される by 中里チーム/東京高裁

1審一部無罪 【11/12】 ★10件の詐欺、同未遂に問われ、うち5件は無罪★ at 東京地裁

1審無罪 【06/1】 ★廃棄物処理 会社は無罪★ at 宇都宮地裁

1審大方無罪 【05/3】 ★誤認逮捕&誤認起訴 真犯人判明 強盗は論告どおり無罪★ at 宇都宮地裁

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黙秘権告知中の視線
被告人に視線を向け。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。

罪状認否の問いかけ文言
「いま、読んでもらった事実、全部で3つありますが、間違いありますか」(09/7)

「いま、読んでもらった事実ですが、間違いはありますか」(10/5)

最終意見陳述を促す文言
「これで審理を終えます。最後に言いたいことがあれば言いなさい」(09/7)

ライヴ傍聴した裁判所
at さいたま地裁川越支部&東京地裁

地裁で裁判員裁判の経験
あり。

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人事レース/最高裁の意思推察
2012年1月現在、三度目の東京地裁本庁勤務。恵まれている。
関東エリア現場担当。

いいポジションにつけているのは間違いないが、44期のなかで若くはないので天井は決して高くない。
どこまでいくか。
地方の部総括まではすでに到達確定とみる。それ以上はどうか(12/1)。

2019年9月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁立川支部で迎えている。
関東地方現場担当刑事裁判官。
もうこれ以上の出世とは一線を画すことになるはず(19/9)。

2021年6月現在、東京高裁刑事10部 No.2 のポジションに配置されている。
関東地方現場担当刑事裁判官。
これ以上の上昇はないと思われる(21/6)。

永渕健一裁判官≪42期≫


1審無罪 【19/9】 ★業務上過失致死傷 2011福島第一原発事故 被告人は東京電力旧経営陣3名 強制起訴されてもほとんどのケースで無罪になる。審理の中身がどうであれ 組織罰の検討必須 判決当日午前9時35分から同50分、大谷直人最高裁長官が官邸で安倍首相と面会 右今井(理)、左柏戸(夏)のチーム構成★ at 東京地裁

1審無罪 【18/10】 ★公務執行妨害 「被告人が職務執行中の巡査部長に対し、その左肩付近を右拳で1回殴打する暴行を加えた疑いは濃いものの、なお合理的な疑いを超える確信には至らないと判断した」★ at 東京地裁

1審一部無罪 【17/11】 ★窃盗は無罪 2016年2月、都内品川でコンビニ店員が約1,200万円の入った巾着袋をバイクに乗った2人組にひったくられた事件★ at 東京地裁

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起訴状受領の確認
しなかった(16/12)。

黙秘権告知中の視線
当判事独特のリズムで、被告人に視線を送ったり下を向いたり(16/12)。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。

控訴期間の告知
「きょうから数えて15日、きょうを含めて15日以内に」

ライヴ傍聴した裁判所
at 高知地裁&東京地裁

地裁で裁判員裁判の経験
あり。

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裁判官として信用できるか
信用しない。まともな裁判官は被告人に対し、 「キミは~」 とは呼ばないんじゃないかなぁ(17/8)。

もしも被告人の立場になったとき、この裁判官に……
この裁判官には裁かれたくない(17/8)。

人事レース/最高裁の意思推察
2017年8月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁で迎えている。
主に西の地でキャリアを重ねてきた ≪現場⇔エリートポジション≫ 担当刑事裁判官。
東京高裁刑事部総括到達までは堅そう(17/8)。

2021年6月現在、刑事裁判官として地裁段階でのピークを東京地裁で迎えている。すでに刑事4部の長を退き、9部か14部に異動しているのではないかと想像している。
主に西の地でキャリアを重ねてきた ≪エリートポジション⇔現場≫ 担当刑事裁判官。
いずれどこかの地家裁所長を経て、東京高裁刑事部の事務を総括する者へ(21/6)。

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その他/お尋ねしたいこと
真正面から単刀直入にお尋ねしますが、被告人に対し、 「キミは~」 と呼びかける呼びかけない、つまり “子ども扱い” するしないの線引きはどこでしているのですか(17/8)。

真正面から単刀直入にお尋ねしますが、本当に公正な刑事裁判をしていますか。高知に4年間もいて、無罪判決と無縁だなんて信じられないのですが(17/8)。

2019年9月19日に東京地裁で言い渡した無罪判決について、事前に上に判決の中身について報告していたと容易にうかがえますが、いったいどれくらい前に、まずどなたに伝えたのですか。
その判決について、判決言い渡し前に司法のトップが行政のトップに報告したとこれまた容易にうかがえますが、それについてどう思われますか(19/9)。

市原志都裁判官≪57期≫


1審無罪 【19/9】 ★業務上過失往来危険&業務上過失致死 漁船2隻の事故 傍聴人さんによるコメントあり★ at 神戸地裁
→→→
 1審破棄、差し戻し 【20/10】 ★差し戻される by 樋口チーム/大阪高裁
→→→
 差し戻し審逆転有罪 【22/8】 ★覆される by 入子チーム/神戸地裁

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起訴状受領の確認
した(17/10)。

黙秘権告知中の視線
被告人に視線を向け。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。

罪状認否の問いかけ文言
「いま、検察官が読み上げた事実について、なにか間違っているというところはありますか」(17/10)

最終意見陳述を促す文言
「これで審理を終えて、次回判決言い渡しということになります。最後になにか述べておくことがあれば、いま述べてください」(17/10)

ライヴ傍聴した裁判所
at 神戸地裁

地裁で裁判員裁判の経験
あり。

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その他
「足利えん罪事件」 再審公判で左陪席を務め、菅家さんに対して頭を下げた(18/5)。

at 223法廷/神戸(※準パーフェクト止まり)(17/10)

         
         

           
           
           

※いまだ完全パーフェクト達成なし。

人事レース/最高裁の意思推察
これから出世させる可能性も存分にある刑事裁判官(18/5)。

その後2020年2月21日付で最高裁事務総局刑事局第二課長へ。
その後2022年7月25日付で東京高裁刑事12部 No.5/5 のポジションへ。
首都圏ならびに神戸エリア ≪現場⇔ハイクラスポジション≫ 担当刑事裁判官。
いずれ東京もしくは大阪地裁刑事部の事務を総括する者に指名される(22/8)。

田原慎士裁判官≪新63期≫


起訴状受領の確認
した(18/12)。

黙秘権告知中の視線
被告人に視線を向け。

黙秘権告知中に……
「被告人がずっと黙っていても、不利益な扱いをしない」 旨の説明なし。

罪状認否の問いかけ文言
「いま、検察官が読み上げた内容についてはどうですか」(18/12)

ライヴ傍聴した裁判所
at 高松地裁丸亀支部

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その他
若いから何色にも染まっていない。
気持ちの純粋な方に見えた。
一方で2019春から丸亀支部の同じ法廷で刑事担当になった裁判官は一見して、大人の顔をされている。
引き締まった表情をされている。
裁判官としてどちらがどうかといえば、こちらの方は頼りなく感じられる。
“甘ちゃん” という感じだ。
同年代の方が友達として付き合うんなら、間違いなくいい奴なんでしょうけどね(18/12)。

人事レース/最高裁の意思推察
丸亀支部の1年目は刑事を担当し、2年目の2019春、民事へ異動(19/9)。

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¡No somos Abe ni Suga ni Kishida!

Author:¡No somos Abe ni Suga ni Kishida!

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